金魚をよく知ろう

金魚はとても飼いやすく、人によく馴れます。金魚は室町時代から飼育され、江戸時代にペットとして広がったと言われています。

金魚のカラダの名前と種類

なぜ金魚は赤くなるの?

エサとなる藻やエビなどに含まれるカロチノイド色素を食べることで赤色になります。

きれいな赤色に育つためのエサも売っています。

金魚の種類

金魚には日本の品種や海外の品種、また形や模様などによって様々な種類があります。

「滑川キンギョ釣りセンターで釣れる金魚」へ

塩水浴をしよう

0.5%の塩水で7日間、塩水浴をして、釣って持ち帰ったときの金魚の疲れを癒やします。

①容器を用意する

洗面器(約4リットル)やバケツ(約10リットル)を用意しよう。約3cmの金魚の場合、洗面器は2匹まで、バケツは3匹までが目安です。

②0.5%の塩水を作る

水1リットルに対して小さじ1杯(約5g)の天然塩を入れ、水道水のカルキ抜き(※)とを入れます。

※「カルキ抜き剤」はペットショップや、当店(滑川キンギョ釣りセンター)で買えます。

③水温を合わせる

金魚は水温変化が苦手です。釣って持ち帰った袋のまま、20~30分くらい容器に浮かべて、袋の中と容器の水温が同じになるまで待ちます。

④金魚を入れる

袋の水を半分捨てて、容器の水を、捨てた量と同じだけ袋に入れて10分ほど待ちます。もう一度繰り返してから、金魚だけを容器に移します。金魚が飛び出さないように注意してください。

⑤エサをあげる

1日目はエサを与えず、2日目から少しだけエサを与えます。与えてから5分経っても残っているエサは取り除いてください。

⑥水を交換する

水は少しずつ悪くなるので、2日に1回、ほとんどの水を捨てて新しい塩水に交換しましょう。水温が変化しないように注意してください。

※前日に別の容器に塩水を作って、翌日金魚だけを移動する方法でもOKです。

⑦水槽に移す

7日後、金魚を水槽に移します。もし元気がないときは容器で元気になるまで塩水浴を続けましょう。

水槽で飼おう

最初のうちは1~2匹で飼育し、2週間から3週間後に金魚を追加すると白濁りしにくくなります。

冬に暖房を入れた部屋で飼育する場合、水温変化で体調を崩さないように観賞用ヒーターを設置するとよいでしょう。

水槽の大きさと金魚の飼育数

水槽の大きさ金魚の匹数
30~40cm(12~25リットル) 3~5匹
45cm(35リットル)6~7匹
60cm(60リットル)8~12匹

長生きのコツはきれいな水

水は金魚のフンや食べ残しから毒性の強い物質が発生して、少しずつ危険な水に変わっていきます。

こまめに水を替えたり、ペットショップ等に売っている化学吸着剤などを使って、きれいな水を保ちましょう。

毒性のある物質は透明なので、「水が透明ならきれい」というわけではありません。

水質が悪いときにエサを与えると、水が白く濁ったり金魚が死んでしまったりすることがあります。

エサを与えたときに、食べる勢いが弱いと感じたら水が悪いサインです。そんなときは水替えをしましょう。